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甘強酒造の歴史は、今から150年以上前の文久2年(1862年)に遡ります。初代山田平八が濃尾平野で収穫される豊富なもち米を原料とし、縦横にはしるクリークによる便利な舟運を利用してみりんの製造を始めたのが最初です。その後、明治・大正と順調に業績が伸長し、昭和10年には山田平左衛門商店から甘強酒造株式会社に組織変更し、最盛期には、東京・大阪・北海道そして当時日本領であった、朝鮮・満州にまで販路を拡大しました。やがて太平洋戦争に入り、「みりん」は「贅沢品」の使用を受け単に伝統工芸品としての製造が許されるのみでしたが、終戦から6年後の昭和26年、ようやくみりんの醸造再開が許可されました。昭和29年には清酒四天王の醸造も開始。その後も創業当初から伝承される製法を守り続け、現在ではみりん、清酒四天王ともに多くのお客さまにご愛顧いただいています。みりんの生命は原料であるもち米にあるといっても過言ではありません。甘強みりんは良質のもち米をたっぷり使用、地元産のもち米は勿論の事、九州佐賀・熊本産そして中国・米国産のもち米もその用途に応じて使用しています。特に地元産のもち米は専業農家と無農薬有機米の栽培を契約し、安心安全なもち米の安定供給をはかっています。みりん製造においては、甘味を増強するために醸造用糖類を添加する事が一般的。しかしながら甘強酒造はこれらの使用を最小限に抑え、素材と製法の妙により上品な甘さとコクのある味わいを表現しています。
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(左)昔仕込本みりん
(右)四天王 長春
自家糖化で糖類無添加。本格焼酎独特の香ばしさと、ふっくらした香りがブレンド。寒仕込で二年以上熟成。
山田錦を精米歩合50%まで精米し、低温発酵、きめ細やかで、なめらかな舌ざわりとフルーティーな香りがする上品なお酒です。